晴ときどき曇

無限開關( スキマスイッチ ) 晴ときどき曇歌詞
1.晴ときどき曇

作詞:スキマスイッチ
作曲:スキマスイッチ

「いい天氣だね」
君が言うから「本當だね」と答える
今日の空のこと話題にしたなら
心がふっと近くなる

步道を步く 所々で
水たまりが邪魔する
君と手を繫いで飛び越えてみる
太陽の光が舞う

次の季節が香り始める
その變化に抗うように
「暑かった日々を忘れないで」と
最後の力 振り絞って照らす
空は見上げるたびそっと
色や模樣うつり變わって
それはもう僕らの每日のようだね
繰り返さないからもっと
この日この時この瞬間
思い上がらずに刻みつけていたいよ

宇宙まですぐ屆く高さで
泳いでいる魚たち
そういえば昨日は鈍色の空
どこに潛っていたんだろう?

激しい雨にも耐えぬいた木の葉
へっちゃらな顏で伝えている
やりきれないと逃げ出すことで
救われるくらいなら
そんな未來は必要(いら)ない
今日も誰かが空の下
泣いて笑って悔しがって
戀したり落ち迂んだりして暮らしている
滿たされない何かがあって
得られる喜びがあると思う
少なくとも、今の僕はそうだよ

君が僕の方を振り返って
その思草(しぐさ)がたまらなくて
幸せはいつもそうやって傍にいる
移り變わっていく空の下
僕らいつまでもこの瞬間
抱きしめながら ふたり步いていこう


2.石コロDays

作詞:スキマスイッチ
作曲:スキマスイッチ

河川敷で探す
水を切ってハネる石コロ
誰よりも早く遠く
飛ばせたヤツが一番になれる

淡い願いを乘せた
サイドスロ一で見かけた空は
薄雲がかかったような
冱えない色をしていた
思い通りに彈む放物線
簡單に出來はしないけれど
向こう岸の誰かに屆けば
何かが變わるかなぁ

むすんでひらいた掌の中には
臆病な本音のカケラ
覗きこまれて慌てる
繰り出す渾身の力を迂めたモ一ション
イメ一ジしてみてやめた
踏み出せない その一步が怖くて
何度も躊躇ってばかり
またタイミングを 見失っている

「言葉なんてなくても
何でもわかりあえるのさ」
そんなふうに言ってくれる人って
どれくらいいるのかな
細く伸びた幾つもの線(ライン)
プツリと切れてしまいそうで
太く繫がっていたい
心は思っているけど

「夢」と「希望」と「思い出」を積み上げて
淚を染み迂ませたら
それを青春っていうらしい
理解不能な感情で次第にフラストレ一ション
膨らんでは重くなっていく
バランス惡い 中途半端な自分に
いつでも問いかけてばかり
本當の僕は、どこにいるのだろう

もしも一度に取り卷く全てを
何もかもリセット出來たなら
誰にでも素直な自分のままで
笑っていられるのになぁ

むすんでひらいた掌の中には
臆病な本音のカケラ
キレイな形じゃないけど
繰り出す渾身の力を迂めたモ一ション
見樣見真似だっていいから
水を切り 狙いを定めた先へ!
途切れないように真っ直ぐ
願いよ屆け

どうか屆いて